Radar Rivera Pro 2のレビュー | XLタイヤなので空気圧に注意!

輸入タイヤって実際にどうなの? と気になると思います。
私も購入する時に気になりました。

では、実際にはどうなのでしょうか?

私の購入に至る経緯から、購入してからレビューをまとめました。

Radar Rivera Pro 2が気になる人には参考になると思います。

タイヤ購入のきっかけ

中古車で購入したデミオですが、イエローハットで点検に出してビックリ!
なんとフロントがノーマルタイヤ、リアがスタッドレスという!

それだけでなく、フロンは純正ホイールカバー、リアはアルミホイール、とホイールすら違うと言う始末。

イエローハットの店員さんから、そして今では馴染みになったガソリンスタンドの店員さんからも「よく車検通りましたね」と言われる状態で。

車を購入したのは1月でスタッドレスの購入も考えましたが、サマータイヤ(ノーマルタイヤ)を購入することにしました。

オートウェイで購入

色々と検討した結果、オートウェイで購入しました。

きっかけから、オートウェイに決めるまでは別記事に記載しています。

関連記事

格安タイヤって、本当に大丈夫なの?タイヤぐらいは安心できるものが欲しい、という方は多いと思います。では、格安タイヤは実際はどうなの?ということで、私が実際に格安タイヤを購入した経緯とレビューをお話します。この記事[…]

今まで国産タイヤばかり乗っていましたが、過去は軽自動車ばかりだったこともあり、初のコンパクトカーだから、と思い切って輸入タイヤを購入することにしました。

Radar Rivera Pro 2に決めた理由

Radar(レーダー)はシンガポール発だそうです。

公式サイト

このタイヤに決めた理由は下記になります。

コンフォートタイヤであること

コンフォートタイヤとは車の乗り心地の快適さを重視したタイヤだそうです。

自分の運転も楽しみたいですが、一緒に乗る人に少しでも快適に乗ってもらいたい、と思い重視しました。

最も、そんなの運転の仕方だよ、という意見はあると思います。

ちなみにエコタイヤは必要ないと思って、全く考慮しませんでした。

レビュー件数が多いのに点数が高いこと

オートウェイのタイヤの中でもレビューの点数が高いです。
2020年8月時点で、4.39と、トップ3に入るくらいです。

では、レビューの件数が少ないか、というと70件と多めです。

ちなみに、コンフォートタイヤで、同じくらいの点数で、よりレビュー件数の多い、HIFLY HF201も考慮しましたが、最新のレビューを見て躊躇しました。

やっぱり価格

最終的な結論、とも言えますが、価格の安さも理由の1つです。

上記の2件で満足して、かつ1本 3,160円という価格は魅力的でした。

タイヤのみの購入であれば、価格も気にしなかったのかも知れませんが、ホイールとセットでの購入だったので、余計に気になったのかと思います。

Radar Rivera Pro 2のインプレッション

乗り心地

普通に走行してますが、快適です。

主に街中での運転です。

グリップも問題なく、雨の日も大丈夫です。

高速道路でも運転しましたが、120kmぐらいまでなら問題ないです。

静粛性

多くの人が評価しているのが、静か、ということ。

実際に運転しても確かに静かです。

ロードノイズも確かに聞こえないです。

同乗している人から特に意見は無かったですが、逆に気にならない、ということだと思います。

見た目

個人的にはシンプルで見た目もいいと思います。

ちなみに左右非対称のデザインになっています。

XLタイヤの空気圧

Radar Rivera Pro 2で気になる点があるとすれば、XLタイヤということだと思います。

XLタイヤとは?

XLタイヤとはオートウェイでは、以下のように記載があります。

ヨーロッパのタイヤ規格(ETRTO)で規定されているタイヤには、スタンダード(STD)規格と、エクストラロード(XL)規格があります。
エクストラロード(XL)規格のタイヤは、内部構造を強くすることにより、スタンダード(STD)規格のタイヤよりも高い空気圧設定ができるため、より大きな負荷能力を発揮します。

アジアのメーカーのタイヤですが、規格はヨーロッパのタイヤ規格を採用しています。

つまり日本のタイヤメーカーのタイヤにXLという規格は存在しません!

これがポイントでXL規格に注意するのは輸入タイヤのみです。

輸入タイヤのこの規格の問い合わせが多いのか、ブリヂストンの公式サイトには以下の記載もあります。

エクストラロード(XL)/レインフォースド(RFD)規格のタイヤは、タイヤ内部の構造を強くすることにより、スタンダード(STD)規格品と同サイズでも高い負荷能力を発揮できます。

しかし、注意点も記載されています。

XL規格のタイヤに設定された負荷能力を発揮するためには、正しい空気圧を充填する必要があります。

ということで、空気圧の設定が大切です!

ブリヂストンのスタンダードとは日本の規格、JATMAであり、オートウェイに記載されているヨーロッパのSTDとは違います。

デミオの場合の空気圧

デミオのタイヤの空気圧は写真のようになっています。

デミオでのロードインデックスは82ですね。
82Sというのがロードインデックスを示してます。

一方、Radar Rivera Pro 2のロードインデックスは86です。
タイヤに86Hと記載がありますね。

では、STDタイヤとXLタイヤの対応はどうなっているのでしょうか?
表にまとめました。

参考サイト:空気圧別負荷能力対応表(ブリヂストン)

規格ロードインデックス空気圧(kPa)
200210220230240
STD(JATMA)負荷能力82425kg440kg450kg465kg475kg
XL負荷能力86395kg410kg425kg440kg455kg

フロントタイヤは空気圧が220kPaなので、負荷能力は450kgです
XLタイヤで450kgの負荷能力を維持しようとすると、220kPaでは440kgと足りないので、240kPaに設定する必要があります

同様にリアタイヤは、200kPaだと425kgで、XLタイヤの場合220kPaとなります。

これは私のデミオのケースであり、当然車の種類やタイヤのサイズで異なりますので、分からない方は専門家に確認してもらった方が確実です

Radar Rivera Pro 2のレビュー | XLタイヤなので空気圧に注意!:まとめ

輸入タイヤってどうなんだろう? と思い、購入しましたが、購入して良かったと思います。

街乗りでは全く問題ないです!

空気圧の設定だけが気になるところですが、これは簡単な対応表が無いのが困りものですね。
オートウェイで購入された方だと、タイヤピットで交換される方が多いと思いますので、その時に確認するのが確実だと思います。

私の経験が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。